ToDoリストを使ってスケジュールを立てよ。

こんにちは、時間の使い方研究家上ちゃんです。

 

 

みなさんはToDoリストを書いたことが有りますか?又は使っていますか?

これを仕事を含めて日常的に使っている人は要注意です。

 

なぜかというと、そのリストにはクリアしたい項目が並んでいるだけで(中にはどうでもいいモノも)、いつになったら全部終わるのかという具体的な計画がないからです。ここ最近に書いたリストにはいくつのタスクが残っているでしょうか?

 

ToDoリストの問題点は3つあります。

 

ひとつめ、

数分しかかからない項目と、1時間以上かかる項目とが混在していること。

そうすると、どうなるか。

リストを取り出して取り掛かる項目を見たとき、すぐに片付く簡単な項目を選んでしまいます

しかし、その選んだ項目が最重要項目とは限らないわけです。

 

ふたつめ、

ひとつめの問題に似ていますが、リストを作ると重要な課題よりも急ぎの項目に安易に飛びつきやすくなるということです。

私が机の前に貼ったリストにも古い携帯電話を処分するという項目が残っています。

あなたのToDoリストにもずっと残っている項目はありませんか?

 

みっつめ、

やるべきことを思い出すためにリストを持ち歩くものひとつの方法です。

しかし、ツァイガルニク効果を引き起こし不眠症に悩まされるかもしれません。

ツァイガルニク効果とは、自分の意志とは無関係な侵入思考(突然浮かぶイメージや考え)のことです。

未完了のやるべきことを常に意識させられ、精神的に追い込まれてしまっても不思議ではありません。

 

 

研究による証明では、

 

・ToDoリストの項目の41%は永遠に終わらない。

・ToDoリストの項目の50%は当日に完了し、その多くは書き留めてから1時間以内に完了する。

  

要するに、書く必要すらないのではないかということ。

 

 

では、永遠に終わらない41%の項目をどうやって終わらせるか。

冒頭に書いたように、具体的な計画がないから終わらないのです。

ということは、スケジュールにいれて具体的に計画を立てれば終わります。  

 

ToDoリストを活用して、それをしっかり終わらせるためにやることは3つです。

 

・ToDoリストを紙に書き出す。

・ToDoリストからやらなくていいモノを消し、半分にする。

・残ったものを具体的にスケジュールへ入れる。

 

ToDoリストに忙殺されている方は、ぜひ試してみてください。

 

参考文献:1440分の使い方ー成功者たちの時間管理15の秘訣