北海道へ旅立った初日に水没しかけた話。

こんにちは、旅ライダー上ちゃんです。

 

 

初の長期旅へ出発した初日。

その睡眠中に起こった一生記憶に残るであろう事件の話をします。

 

 

2017年7月25日。少々天気が良くないのですが、北海道へ向けて旅立ました。

 

愛知県から出発し長野県までは高速で一気に移動し、そこから先は全て下道で移動をしていきます。

 

初日は群馬県の「道の駅リバートピア吉岡」で温泉に入り、道の駅から道路を一本挟んだ駐車場の角にテントを張って寝ていました。しかし、この角で寝たのが失敗でした。

 

夜中にテントを叩く雨音で目を覚ました私が感じたのはなんだかフワフワした感触でした。一瞬で状況を把握しました。まずい、沈む!と。

午前1時18分脱出ミッションスタート!

 

テントを開けて外を見てみると、全室に置いたサンダルと靴が浮いていました。

 

テントを立てた角が一番低い土地で、水がしっかりと溜まっていました。

とにかく濡れてまずいものは全て防水バッグに詰め込み、靴をテントへ放りこみ、雨具を着てライトを装備し、サンダルへ足を突っ込みました。

40メートル程度先、道の駅の屋根の下へ移動する道を確認しに行きました。

 

人間って緊急事態になると脳が働くんですね。この時、手順と行動に全く迷いがありませんでした。普段からこうありたいです。

 

安全の確認が取れたため、荷物、テント、バイクの順で屋根の下へ移動させ事なきを得ました。

安心したら急におなかが減ったので、持っていたチキンラーメンをそのままバリバリ食べて午前5時43分にその場をあとにしました。

 

 

それ以来、天気予報で雨が出た場合は必ず健康ランドやネットカフェなど、屋根のある場所へ泊まるようになりました。

 

多少の雨で水没する心配がないって素晴らしいことです。素敵なことです。

 

・テントを貼るときは場所を吟味しましょう

・雨が振りそうなときは必ず建造物に泊まりましょう

 

以降の旅ではこのルールは厳密に守られています!

 

振り返るとこの旅の始まりは本当に思い出に残るものとなりました。

 

あぁ、楽しい。