縁のある人とは何回でも出会う。

 こんにちは、旅ライダーの上ちゃんです。

 

 

昨年の5月末、北海道へ長期旅の前準備みたいな形で四国へ6日間の旅へでました。

そこで面白い出会いが起こりました。

 

予定していた出発日が雨だったため、1日遅らせて出発しました。

 

 

2日目。向かった先は四国カルスト。そこで日本一周の看板を付けた地元ナンバーのバイクを見つけ、話しかけました。本当に一言「地元が一緒なんだ。日本一周頑張って」

と。握手をして別れました。

 

そして5日目。小豆島。島を巡っていざ、予定していたライダーハウスへ向かったのですが、なんと泊まれませんでした。予約制だったので、前々日あたりから何度か電話したのですが繋がらず、ダメ元で突撃したのですが、撃沈しました。

 

仕方がないので、とりあえずお風呂に入ろうと向かった温泉の駐車場に、なんだか見覚えのあるバイクとその横でテントを張っている人がいました。2日目に話しかけた日本一周ライダーさんです。一度通り過ぎたのですが、引き返しました。

 

軽く挨拶をした後、隣にテントを張らせてもらい一緒に温泉へ入り、夕食を食べ、地元が一緒だというところから意気投合し、連絡先を交換しました。

 

翌日、地元での再開を約束して先に出発しました。が、なぜかその後の再開はほぼ2ヶ月後の青森のねぶた祭でした。地元が一緒なのに出会った場所も再開をした場所も別の県でした。北海道へ渡ってからも合ったり別れたりしましたし、今では地元で月に1〜4回もツーリングへ行くようになりました。

 

あとから聞いた話ですが、神戸の知り合いへ会いに行く予定日が相手の都合でずれたため、時間調整のために小豆島へ寄ったとのことでした。

 

 

現実は小説よりも奇なり。

もし、あの日雨がふらず、予定通り出発していたら?

もし、四国カルストで話しかけていなかったら?

もし、小豆島でライダーハウスに止まっていたら?

もし、日本一周ライダーさんの予定がずれていなければ?

そう、考えると本当に面白いです。

 

いつ、どの時間にその場所へ行くか。それが出会いの全てだ。

私はそう考えます。

 

北海道へ向かう途中の福島で、また面白い出会いがあったのですが、また別のお話で。