九州の旅「宮崎」2
こんにちは、旅ライダー上ちゃんです。
山の中にある高千穂から海沿いへ出て、南下していくと雰囲気がどんどん変わっていきます。
・道の駅 高千穂
人間の顔に下から光を当てると怖いですよね。
ライトアップされた手力男命と天鈿女命の顔の石像は、迫力がありました。
特に能面顔のウズメさん……。子供が見たら、夜1人でトイレに行けなくなりそうである。大人でも怖い。
・おぐら 多々良店
チキン南蛮発祥の店で働き、独立した2人の男性がそれぞれ店を開いた。
その店の名前は「おぐら」と「直ちゃん」。
発祥の店は現在なくなっているため、この2店がチキン南蛮発祥の店といって差し支えないだろう。(諸説あり)
おぐらは自家製の南蛮甘酢とマヨネーズから手作りをするタルタルソースを使用している。淡白でさっぱりした鳥の胸肉に、この甘酢とタルタルソースが合わさると、しっとりとした丁度よい食感になる。あっという間に食べきってしまう。
「直ちゃん」へも行ったが、その日は臨時休業で非常に残念だった。
・馬ヶ背、クルスの海
ちょっとした山道を20分程歩く。少しきついと思う方もいるかもしれないが、普段歩いているなら大丈夫だろう。
断崖絶壁にきれいに柱状岩が見られる。それにしても、九州はいたるところに柱状岩がある。それだけ火山が多いということだろう。
クルスの海は十字に見える独特の形状を確認するだけで、他に見所はないように思われたが、設置されている説明看板が面白い。
「願いが叶うクルスの海」。
叶うという字に見えたから「願いが叶う」とつけたのか。十字、祈る、願い、叶う。という連想ゲームの発想からつけたのか。
・青島
神社の境内に立ったときは全く気づかなかった。
お参りを済ませ境内を散策していると、他の神社とは違う雰囲気だ。
投瓦所という場所に来たときに気がづいた。
椰子の木の存在に。
雰囲気を作り出していたのは熱帯植物だった。
帰りに改めて正面から観ると、しっかりと椰子の木に囲まれている。
あまりにも馴染んでいてまったく気づかなかった。
残りあと4箇所。もう少し続きます!
また明日。
九州の旅「宮崎」1
こんにちは、旅ライダー上ちゃんです。
台風をやり過ごした阿蘇ライダーハウスに別れを告げ、大観峰から続く草原、そして山道を南下するとその先は日本神話の世界です。
御神体は天岩戸と呼ばれる岩窟で、ここが日本神話にでてくる「天岩屋」だと伝えられている。
通常、神社に祀られている御神体はめったに見られるものではなが、社務所へ行けば、神職の案内で見学をすることが出来る。
岩屋についていた戸が、どこへ飛んでいったのか聞いてみてはいかがだろうか。
・天安河原
八百万の神々が集まった場所として知られているが、天安河原宮のある洞窟は異様な雰囲気がした。
視界に入る積まれた石、石、石。
この光景に、三途の川の積み石を思い出して気味が悪くなった。
「願いを込め小石を積むと、その願いが叶う」という風習が有ることを後日知ったが、気味の悪さは払拭されなかった。
・高千穂峡
渓谷をつくっている岩盤は、四角い柱が重なったような形をしていて面白い。
台風の影響で天候は曇りで川も濁っていたが、それもまた自然の姿だと考える。
輝く緑を背景に、白く映える滝の姿をみられたら、より感動するだろう。
ここのメインは何と言っても夜神楽だ。
観光のために年間を通して、全33番の夜神楽の中から4番の実演がみられる。
内容は「天岩戸」からきているので、天岩戸神社と合わせてめぐるといいだろう。
夜神楽の途中、走り回って疲れていたのか、30分ほどの記憶がない。
飛んできたあるモノで目が覚めた。何が飛んで来たかは見に行ってほしい。
また、笑いを誘う演出があるが、これも各自体験しに行ってほしい。
宮崎県は立ち寄った場所がおおいので2回に分ける。
九州の旅「熊本」
こんにちは、旅ライダー上ちゃんです。
九州の旅、4県目の熊本を紹介します。
熊本では、地震の力の凄まじさを語る建造物を見て回りました。
・熊本城
天守の瓦は補修作業様の幕で覆われておりその姿を直接見ることはできませんでした。周りは石垣が無残に崩れているところがある一方で、角の石垣のみで支えられている戌亥櫓を観ることができました。地震の力に驚く共に、崩壊する手前で踏ん張っている櫓の姿は、人々に勇気を与えているかのようです。
向かいの市役所に展望台があり、お城を見渡すことができます。
・阿弥陀杉
熊本県下最大級の杉です。しかし、独立木であった杉は台風の強烈な力には耐えられず、現在は元の3分の1しか残っていません。すぐそばに倒木の一部が飾られていますが元の木がどれほどの大きさだったのかを物語っています。
・鍋ヶ滝
阿弥陀杉の北東にある滝です。滝の裏側に入ることが出来る滝であり、松嶋菜々子さん出演のCMの舞台でもあります。
バイクの移動では辛い雨も、いいことがあります。
それは、こういった滝の水量が増えて迫力が増すことです。水量が豊富な滝の裏側から見る木々や太陽の光はとても幻想的です。
・大観峰
晴れた日の大観峰からの眺めは絶景としか言えません。周りは山に囲まれ、田畑や街の様子から地形まで観察することができます。
秋に近づくと寒暖差によって雲が発生しやすくなり、雲海を見ることができます。
見られる時間帯は日の出から朝8時くらいまでです。山に沿って雲が上がってくる様子は圧巻です。
・阿蘇神社
地震の影響で桜門と拝殿は完全に倒壊し、修復の真っ最中でした。
地元の方に話を聞く機会があり、倒壊した阿蘇神社に比べて周辺の被害が少なかったこと、昔の水害でも阿蘇神社の周辺は被害がなかったことなど伺うことができました。
昔の人はしっかりとした地盤、立地を選んで神社などを作る技術を持っていたと考えられます。
・国造神社
阿蘇神社と比べるとひっそりしていますが、私はこのひっそり感が好きです。
鯰が祀られた神社ということで、鯰を探してみてください。
ひっそりとした神社のさらにひっそりとした場所にいます。
・阿蘇大橋
東海大学のすぐそばです。ここは地震の威力を一番感じられる場所です。
あったはずのものが、ごっそりとなくなっています(2017年9月16日時点)。
可能ならばご自身の目で確かめてください。
熊本は見所が満載です。是非行って感じてください。
九州の旅「佐賀・長崎」
こんにちは、旅ライダー上ちゃんです。
昨日につづいて九州の旅、佐賀県、長崎県、熊本県で回ったところを紹介します。
かなり矢継ぎ早に移動をしていますが、理由があります。
まず、この九州の旅は13日間の内、3日目から6日目が雨であったこと。次に、6日目には台風が九州横断コースだったため、早めに阿蘇ライダーハウスさんへ避難して動けなかったからです。
ということで、佐賀県から紹介しますが、ここでまともに観たのは一箇所だけです。
・川古の大楠
なんと、樹齢3000年です。スケールが大きすぎてピンときませんが、その姿からは大きな力を感じます。縄文杉も見に行きましたが、こういった古く大きな木というのはそこに存在しているだけで、人間に力を与えてくれるものですね。木から見れば迷惑なことかもしれませんが。
長崎県へ行きます。
・平戸大橋
九州本土と平戸島をつなぐ朱色の吊橋です。島側の橋の下にある公園からは、海と空の青に映える吊橋の全景がみられます。
また、西にある生月大橋は平戸大橋の朱色とは対象的な水色をしており、塩俵断崖では柱状節理という奇石群を見ることができます。
・神崎鼻
日本本土最西端の岬です。よく、お土産屋さんで最◯端証明書が売られていますが実は、その岬がある市役所へ行くと無料で発行してもらえます。それを4極証明書というのですが、4枚集めると裏側が1枚の4極踏破証明書になります。
意外と知らない人が多いようです。
・ミサロッソ
佐世保市役所の近くにある佐世保バーガーが食べられるお店です。
そもそも佐世保バーガーとはなにか。佐世保市内で食べられる、こだわりのある手作りハンバーガーの総称です。注文を受けてから作り、お客様に出来立てで提供されます。
ミサロッソのハンバーガーはボリュームが有り、セットで頼むとお腹がいっぱいになります。野菜のシャキシャキ感と、パティのジューシーさのバランスがとてもいいです。
明日は熊本を紹介します。
九州の旅「福岡」
こんにちは、上ちゃんです。
今回は九州1周中で私が巡った場所を紹介します。
今日は福岡県です。
・平尾台
北九州にあるカルスト台地です。散在している石灰岩が周囲の緑とコントラストを作り出している様子は、荒廃した街が緑で覆われていく途中のようです。
地下には鍾乳洞が多数あり、なかには天然記念物に指定されたものも有ります。
・門司港
歴史的な建造物が、まわりの近代的な景観に馴染んでいて、違和感が全くありませんでした。この場所が発祥の、焼きカレーは絶品です。
神社という場所はどこへ行っても情緒があります。長く続いてきた歴史が背景にあるからでしょうか。平日にもかかわらず、多くの人出で賑わっていました。
・屋台
福岡といえば屋台でしょう。1人でいっても、グループで行っても地元の人たちと交流できること間違い無しです。もちろん、料理もおいしいです。
私が「屋台 あや」へ行ったときのことです。
四国とは違った柔らかいうどんと、味が染み込んだどて煮を食べながら、屋台の常連の方達と自分の旅話をしていました。すると、その中のひとりが、福岡3大祭りの1つである「放生会」が、ちょうど行われていることを教えてくれました。
屋台へ行かなければ知らずに通り過ぎていたに違いありません。
阿蘇へいったら食事はここで。
こんにちは、旅ライダーの上ちゃんです。
昨年、北海道に続き九州も旅をしました。
中でも記憶に焼き付いているのが阿蘇です。
大観峰からの眺めもさることながら、カルデラ地形の底から見渡す外輪山は圧巻の光景です。バイクでどこを走っていても視界に入ってくる壁のような山はなんとも不思議であり幻想的でも有りました。
コンビニのベンチに座ってコーヒーを飲むだけで癒やされるような場所です。
内牧周辺に温泉が沢山有るので毎日違うところへ入りにいけます。
そんな阿蘇で食事をするならここで、とオススメするところを紹介します。
・阿蘇名物の赤牛丼「いまきん食堂」
(有名店なので混雑必至。一人で行くとすぐ入れます。)
・唐揚げ「森本柏店」骨付き、骨なし
(両方食べましたが、骨なしを勧めます。阿蘇の唐揚げは家で作るものではなく買いに行くもので、冷めても美味しく食べられるようにパン粉がついます)
・馬刺し「みやはら内牧店」
(地元のスーパーです。売り切れることも多々あるようです。)
・シュークリーム「菓子工房にじいろ」
(生地がモッチモチでおいしいです)
・ソフトクリーム、カルデラ「shop&cafe zen」
(カルデラはお菓子の名前です。ここへきたら是非オーナーさんへ話しかけてみてください。面白い話や阿蘇の見どころを教えていただけます)
・コーヒー、ホットドッグ「ヒバリカフェ」
(自家工房製のソーセージを使ったホットドッグは絶品です。オーナーさんのこだわりが感じられる店内に阿蘇五岳が一望できる立地です。遊び心のあるガレージを見学することもできます)
・馬ロッケ「とり宮」
(馬ロッケとは馬肉を使ったコロッケのことです。ホクホクでおいしいです)
・手作りベーコン、ソーセージ「クララファーム」
(なんと、薬屋さんの一角で販売しています。薬屋のご主人が趣味で作っていたものが評判になり、売るようになったそうです。着色料、保存料が一切入っていません)
・食事処、お酒「酒房 筍ん子」
(路地の奥に入り口がある隠れ家のようなお店です。料理も一品一品が丁寧で美味しいです。阿蘇ライダーハウスに泊まるとライダー専用メニューが食べられます!)
阿蘇へ行った際にはぜひ立ち寄ってみてください。
勉強の方法を勉強する。
こんにちは、上ちゃんです。
勉強方法を勉強したのでまとめてみます。
聞いたことありますでしょうか?
これは心理学者であるヘルマン・エビングハウスによって導かれた脳の忘れる仕組みを曲線で表したモノです。被験者に意味のない3つのアルファベットの羅列をたくさん覚えさせ、どのくらいの時間で忘れるのかで実験されました。人間の脳は覚えたことを20分後に4割、1時間後に6割、1日後に7割、1週間〜1ヶ月後に8割を忘れるという内容です。
この通りだとすると、学習したことを復習する一番早いタイミングは20分後ということになります。
他方、アメリカでも実験が行われています。
その実験では、被験者に歴史などを記憶する学習をしてもらい、どのタイミングで復習を行うと35日後のテストの点数が一番高いかを調べました。
結果は、学習してから10日後に復習を行う「分散学習」をした場合にテストの点数が一番高いという結果がでました。
この結果から導かれた復習のタイミングは
学習からテストまでの日数と学習から復習までの日数が5:1の割合で復習をすれば良いということになります。
たとえば、学習からテストまでが40日であれば、復習は学習から8日後となります。
また、復習の間隔はだんだん延ばすよりも、最初の復習から等間隔で復習をしたほうが最終的なテストでの点数が高くなる事も実証されています。
テストが40日後であれば、学習から1日後ー8日後ー20日後よりも、8日後ー16日後ー24日後と言った具合です。
こうみると復習は全て間隔を開けたほうがいいように見えますが、違います。
学習の内容が十分に理解できていない場合は学習後すぐに復習を行う「集中学習が有効です。
「エビングハウスの忘却曲線」はこの十分に理解できていないものに対してのものだといえそうです。
実験の条件にある「意味のない3つのアルファベットの羅列」=理解できないモノと、初めて学習する内容=理解できないモノ、同じですね。
集中学習で十分に理解した後、分散学習でそれを記憶するというステップになります。
まとめ
・十分に理解できていないものは「集中学習」
・記憶するときは「分散学習」
・学習からテストまでの日数と学習から復習までの日数は5:1
自分でテストの期日を作って学習をしましょう!