勉強の方法を勉強する。

こんにちは、上ちゃんです。

 

勉強方法を勉強したのでまとめてみます。

 

エビングハウス忘却曲線

聞いたことありますでしょうか?

これは心理学者であるヘルマン・エビングハウスによって導かれた脳の忘れる仕組みを曲線で表したモノです。被験者に意味のない3つのアルファベットの羅列をたくさん覚えさせ、どのくらいの時間で忘れるのかで実験されました。人間の脳は覚えたことを20分後に4割、1時間後に6割、1日後に7割、1週間〜1ヶ月後に8割を忘れるという内容です。

この通りだとすると、学習したことを復習する一番早いタイミングは20分後ということになります。

 

他方、アメリカでも実験が行われています。

その実験では、被験者に歴史などを記憶する学習をしてもらい、どのタイミングで復習を行うと35日後のテストの点数が一番高いかを調べました。

結果は、学習してから10日後に復習を行う「分散学習」をした場合にテストの点数が一番高いという結果がでました。

 

 

この結果から導かれた復習のタイミングは

学習からテストまでの日数と学習から復習までの日数が5:1の割合で復習をすれば良いということになります。

たとえば、学習からテストまでが40日であれば、復習は学習から8日後となります。

 

また、復習の間隔はだんだん延ばすよりも、最初の復習から等間隔で復習をしたほうが最終的なテストでの点数が高くなる事も実証されています。

テストが40日後であれば、学習から1日後ー8日後ー20日後よりも、8日後ー16日後ー24日後と言った具合です。

 

こうみると復習は全て間隔を開けたほうがいいように見えますが、違います。

学習の内容が十分に理解できていない場合は学習後すぐに復習を行う「集中学習が有効です。

エビングハウス忘却曲線」はこの十分に理解できていないものに対してのものだといえそうです。

実験の条件にある「意味のない3つのアルファベットの羅列」=理解できないモノと、初めて学習する内容=理解できないモノ、同じですね。

集中学習で十分に理解した後、分散学習でそれを記憶するというステップになります。

 

まとめ

・十分に理解できていないものは「集中学習」

・記憶するときは「分散学習」

・学習からテストまでの日数と学習から復習までの日数は5:1

 

自分でテストの期日を作って学習をしましょう!