九州の旅「鹿児島」2

こんにちは、旅ライダー上ちゃんです。

鹿児島の旅は中盤に差し掛かります。

 

指宿スカイライン

尾根につくられた有料道路。景色のよさは保証できる。ただし、天気が良ければだが。

道中にはいくつも展望台が有り、桜島や眼下に広がる街を見ることができるので、時間が許す限り立ち寄る事をおすすめする。

また、スカイラインを利用して池田湖へ行かれるかたは、千貫平展望公園へ寄ることをおすすめする。少し歩くが、芝生の上に作られた木製の展望台からは正面に開聞岳、後ろに桜島を望むことができる。

スカイラインの料金所にいた陽気なおじさんが教えてくれた。

 

 

・池田湖

九州最大を誇るカルデラ湖で、謎の生物イッシーがいるらしい。

その正体は湖に生息するオオウナギだと言われているようだ。天然記念物だが、お土産屋さんの奥にある水槽で見られる。薄暗い中で水面にこの背中がぬるっとでてきたら謎の生物だと思うのもわかる。探してみたが、湖で泳いでいるところを見ることはできなかった。

それはさておき、湖へ来たら湖畔でのんびりすることにしている。開聞岳が美しい。

 

 

開聞岳

特攻隊が知覧から飛び立つときに目印にしたとされる山。きれいな円錐状の形をしており、半分は陸地、もう半分は海へせり出している。

実は、この開聞岳はぐるっと一周できる。海側へでる東側の入り口にトンネルがあるのだが、非常に狭い。軽自動車か、普通乗用車1台分しかなく、待避所以外ではドアを開ける事もできないだろう。

また人工照明も一切なく、所々の天井に開けられた四角い穴から、光がさしている以外は真っ暗である。冒険心をくすぐられる。先へ進むとトンネルが2本構造になっていることがわかった。トンネル同士のつなぎ目は、鉄骨のみのトンネルで、その周りは植物で覆われていた。まるでジブリの映画のラピュタのようだ。

トンネルを抜けた先には、麓に田畑が広がっていた。

西側に来ると円錐状の開聞岳がよく見える。

バイクに腰掛け眺めていると、上から視線を感じた。

電線の上になにか巨大な鳥がいる。鷹だろうか、鳶だろうか。見分けはつかないが、猛禽類であるのは間違いない。襲われる前に出発した。

 

 

旅を振り返りながら書いていて、気づいたことがある。

それは、すんなり書ける所と、そうでない所がある事だ。

見に行って、感情が動いた場所はよく覚えている。

どんな場所でどう感情が動いたか分析すると、面白い旅が作れるかもしれない。