九州の旅「鹿児島」1
こんにちは、旅ライダー上ちゃんです。
ついに最後の県、鹿児島へと入る。
・道の駅 くにの松原おおさき
温泉へ入るために立ち会寄った。
入り口では、銀色の巨大なカブトムシ2匹に出迎えられる。
温泉の他に、宿泊施設、レストラン、物産館があり、さらに芝生の「大崎ふれあいの里公園」が隣接している。道の駅というより、宿泊施設そのものだといえる。
・佐多岬
本州4極の最後となる最南端の岬となる。
上記の道の駅からはおよそ80キロ。近いようで遠く感じた。
佐多岬の周辺は道路工事の最中(2017年9月20日現在)で、オブジェのあるところまでは行けるが、その先はバスに乗って行かなければならない。時間の都合で底まで行くのは避けた。
北の宗谷岬、東の納沙布岬、西の神崎鼻はそれぞれ売店があり、ステッカーはそこで買えるが、ここだけは売店がない。
どこで買うかというと、ホテル佐多岬である。受付のカウンターに置いてあるので、呼び鈴でスタッフを呼ぶ。
買いに戻るという失敗をしないように。私はしたが……。
・鹿屋航空基地資料館
屋外では自衛隊が使用してきた機体の展示、屋内では海岸から引き上げられ復元された零戦を見学できる。
資料館へ入って正面にあるステンドグラスは、威容を誇る桜島を題材にしている。
特攻作戦に関する資料も展示されている。詳しく知りたい方は知覧の方へ行かれると思うが、軽く知りたい程度ならこちらの方がいい。
入場料が無料だからだ。
・桜島
陸路で上陸する。が、天候は雨。
間近にみられるはずの桜島が雲の向こうにかくれている。
だけどこれでいい、これも桜島のひとつの姿だ。
黒神埋没鳥居の真横には中学校がある。鳥居から奥へ続く道と交差して、学校の渡り廊下があり、その屋根をくぐって行くのが面白かった。
あとはほとんど景色の見えない展望台を巡り、桜島一周を終える。
鹿児島市へ向かうフェリーの上から桜島を振り返ると、薄っすらと姿を見せた桜島が、
「今度は全部見せてやるから、また来いよ」
と言っている気がした。
そして再び南下する。